おとといの朝起きたら、今までにないポジティブな気持ちになって、
なんだか真っ暗闇な未来に道が見えたような気がしてワクワクしました。そしたら夕方から熱が出て、全身鳥肌実でゾクゾクして、100%風邪でした。もしかして、私はワクワクとゾクゾクを勘違いしていただけかもしれません。つり橋効果の恋みたいに。

[映画]
引き続きエリック・ロメールに作品を2本みました。「友達の恋人」と「緑の光線」。「友達の恋人」は4人の男女が恋愛が織り交ざって最後にカップルが入れ替わるみたなありがちなストーリー。だけど久々に少女マンガ的なときめきを感じました。「緑の光線」も「友達の恋人」も、自分に自信がない自意識過剰な女性を主人公にしているところが共感をよぶんだと思います。実際「緑の光線」のデルフィーヌみたいな人がいたらイライラさせられまくりだと思いますけど。せめて映画の中だけでも幸せになってくださいね、私の代わりに、みたいなそんな気持ちで観れました。
あと、登場人物が着ている洋服も色にこだわっているのが隠し味にようにきいてた。たとえば、「友達の恋人」での最後の洋服の組み合わせは二つにカップルのいままでのゴタゴタとこれからのゴタゴタをにおわせるような皮肉にも思えたし、「緑の光線」のデルフィーヌの赤はまさに孤独どろどろの赤に感じました。次は「満月の夜」を見てみようと思います。